Crystal Blog

犬は多くの人がその名をあげる、日本の代表的なペットです。
そのため歴史の中に、いくつものエピソードがあります。
ここで紹介するのは、教科書に載っているような歴史ではありません。犬にまつわる、ちょっと不思議なお話です。

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「早太郎には知らせるな」。
そんな言葉を、ご存知でしょうか。
早太郎というのは、犬の名です。
むかしある村で、若い娘を神様に差し出すという風習があったそうです。
ある年、その村を訪れた一人の僧が様子を伺っていると、「早太郎には知らせるな」と神を名乗るモノが、差し出された娘をさらっていったのだそうです。
僧は神が恐れる「早太郎」を探す旅に出たのですが、何とそれは一匹の白犬でした。

僧が早太郎とともに次の年に生贄の様子を伺っていると、やはり神を名乗るモノがあらわれ、娘をさらっていこうとしました。そこに飛び出したのが早太郎でした。
早太郎は果敢に娘をさらっていこうとした相手に挑むと、ついにその神の正体が分かります。
巨大なヒヒだったのです。
この巨大ヒヒは、猿の姿をした化け物でした。早太郎は怯むことなくヒヒに挑んでいき、ついに打ち倒します。
しかし早太郎が受けた傷も深く、父親代わりの和尚さんがいる生まれ育ったお寺に着くなり倒れ、やがて息絶えてしまいました。

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長野県にある光前寺というお寺につたわる伝説です。
昔話はいくつかの事実を含んでいることもあります。
もしかすると本当に強い白犬がいて、なんらかの災いをはらってくれたのかもしれませんね。

この「早太郎伝説」に見られるように、犬と人間とはとても長くて深い歳月を、ともに過ごしてきました。
お寺で息絶えた早太郎のように、お互いの別れをいろんな場所で、いくつも見ています。
現代では犬を身近な人と同じく供養する、手元供養が広がっています。
別れはとても悲しいことですが、一緒に過ごした記憶と思いを昇華させていくためにも、ペットには十分な供養をしてあげましょう。

 
モダン仏壇【kzm-b-chs】

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