Crystal Blog

ガラスは西洋のもの、というイメージがあると思います。しかし日本にはガラスがカルチャーとして根付いた街、地域というのもたくさんあります。クリスタルガラス製品を中心に扱う私たちは、「ガラスの街で」と題して、そんな街や名所を紹介していきます。

■小樽市

この記事で紹介する小樽市は、日本の最北、北海道にある市です。
ご存知の通り北海道というのは、他の都府県に比べてとても広い面積を誇ります。ですから地域を四つに分けて道央、道南、道東、道北としたりしますね。

こうやって分けた場合にガラスの街、小樽市は道央に属します。道央には県庁所在地の札幌市を含み、観光だけでなく産業も盛んなエリアとして知られています。

北海道は北の都だけあって、独自の風情があります。筆者が思うにそれは、夜にいっそう強く感じることができます。道央エリアではありませんが、世界三大夜景のひとつにも数えられる函館の夜景は、その象徴とも言えるでしょう。

西日本に住んでいた筆者も函館を訪れた際には、その独特の雰囲気に心うたれました。しかし函館には幸運なことに二度ほど行く機会があったのですが、夜景そのものは目にしていません。チャンスはあったのですが、霧のためにロープウェイが運航停止となってしまったのです。筆者はせっかくの機会だからとねばって頼んでみましたが、やはりダメでした。もっともその時点でかなりお酒に酔っていた記憶があるので、ロープウェイが動いても出かけるのを引き留められたかもしれませんが・・・。

とはいえ広い北海道、函館と小樽とではまた趣が異なるでしょう。小樽の街のイメージとしてよく、「ノスタルジック」という表現がされます。

太平洋戦争前には貿易港や漁業で栄えたといい、倉庫や運河といったものが当時は多く作られました。港町でそうした近代の建物があるという意味では、神戸や横浜に近い雰囲気ともいえるかもしれません。
それに加えて、「小樽運河」というのが第一の名所としてあげられます。運河沿いに建てられた倉庫とガス灯が立ち並ぶ風景は、訪れた人をタイムスリップさせてしまうでしょう。夜の風情は、いっそう思い出を深くしてくれそうです。

レトロな街並みを離れても、小樽には違った魅力があります。北海道らしい大自然の名所、「青の洞窟」は代表的な観光スポット。特異な地形はもちろん、そこに陽の光が差し込むことによる神々しい景色は、ぜひとも味わってみたいものです。
この大自然の中をボートクルーズやシーカヤックといった、アクティブに楽しむ手段が用意されています。

そして小樽は、「ガラスの街」とも呼ばれます。
ガラスが発展する源となっているのが、「浮き玉」と「石油ランプ」。
最初に戦前は漁業も盛んだったと紹介しましたが、それがニシン漁。その時に使われていたのが、ガラス製の浮き玉です。ニシン漁が盛んなので、浮き玉の製造も多くおこなわれるようになったわけです。

もうひとつのルーツである石油ランプは、北海道の暮らしと密接なかかわりがあります。当時の北海道の家のあかりは電気ではなくガラス製の石油ランプ。暮らしに欠かせないあかりを灯す品として、ガラス製の石油ランプもまた、多く作られていたというわけです。

このように暮らしととものあった小樽のガラス製品は、後に工芸品としての価値を持つことになります。観光が盛んになるにつれガラス工芸品を買い求める人が多くなっていったことで、ガラスの街というフレーズが全国的に知られるようになっていきます。
それにより工芸品づくりを生業とするガラス作家も多く誕生し、今日までつづく「ガラスの街・小樽」というブランドになっているのです。

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実用品から工芸品へ、という小樽のガラスの変遷は、興味深いものです。地域の歴史や文化をよく知ると、いっそう楽しめそうです。
私たちが取り扱うクリスタルガラス製品は、多くが記念品としてのもの。記念となる出来事を思いながら眺めることで、様々な輝きを見せてくれるはずです。

 
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