Crystal Blog

日本でガラスが最初に使われたのは弥生時代(縄文後期という説もあり)、さらに弥生時代後期の遺跡からは多くのガラス玉が見つかり、広く普及していく流れが見えてきます。

ガラスの始まりについて、詳しくはこちら
日本のガラスの歴史~その始まり~

さらに時代が進み広がりを見せていくのは、古墳時代も同じです。
ここで少々、古墳時代というものについても思い出してみましょう。古墳時代を象徴するのは、前方後円墳です。あの巨大な建造物ですね。前方後円墳がすぐに思い出せない方は、下記のサイトで仁徳天皇陵を確認してください。すぐに「ああ、これか」と納得するはずです。

仁徳天皇陵古墳(堺観光ガイド)
https://www.sakai-tcb.or.jp/spot/detail/126

この仁徳天皇陵ですが、私たちソフィアクリスタルがある大阪の古墳です。ソフィアクリスタルは大阪市内で仁徳天皇陵は堺市、また海側と内陸部ということで場所は少し違うのですが、同じ大阪にある名所としてとても親近感がわきます。

とはいえ巨大すぎるため、近くに行っても教科書に載っているように全景を容易に見ることができる、というものではないのですが。なんといってもピラミッドや始皇帝陵と並び世界三大墳墓とされているくらいです。個人的にはもっと注目されてもいいような気もしています。

この古墳時代の遺跡からは、弥生時代の史跡よりも多くのガラス玉が発見されています。そしてもう一つ特徴的なのが、色彩が豊かになっていったこと。ガラスの装身具や副葬品といえば美しい色を思い浮かべる人も多いでしょう。そうした鮮やかな品は、この時代から多く見られるようになったのです。

また弥生時代には既にガラスの加工がおこなわれていた痕跡もありますが、古墳時代には国内でガラスの製造が開始されたといった話も出ています。ちょうど2020年の初めに滋賀県で、ガラス玉を作る鋳型の破片や鍛冶炉の跡が発見されたというニュースがありました。古墳時代のガラスの多くが海外から入ってきたものという説が有力ですが、こうしたガラスを製造した痕跡の発見が続けば、いずれ新たな歴史へと書き変わっていくのかもしれません。またこんな遠い時代に私たちと同じくガラスを加工することが盛んになっていたことを思うと、何だか不思議な気になります。

古墳時代の次に来るのは飛鳥・奈良時代です。古墳時代というのは弥生時代の小さな国がまとまっていき、その王たちが自分の権力を見せるためにあのような巨大な墳墓をつくりあげていたわけですが、飛鳥・奈良時代は権力が中央に集まり、法による統治が始まったいわば近代へとつづく流れができた時代です。

ガラスといっそう関りが深いのが、仏教伝来です。海外からの品物がより多く入ってくるようになったのに加え、仏教に関連したガラス製品づくりも活発になってきます。この時代からは国産のガラス製品がつくられるようになった、というのは定説となっています。

この時代を代表するガラス製品といえば、奈良の正倉院にある宝物の数々でしょう。「白瑠璃碗」などはオリエンタルムードたっぷりの品です。これは海を超えてきたものですが、小さなガラス製品は日本国内でつくられていたという説が有力です。日本の中でガラス製品が根付いた時代、といっても過言ではないでしょう。
この飛鳥・奈良時代のガラス製品を見ると、私たちがふだん目にするガラス製品と通じているのがわかります。悠久の時代をへても、人の心に響く美しいものは変わらないというのがよくわかります。
 

カガミクリスタル江戸切子【GL-16】
カガミクリスタル江戸切子 GL-16

お問合せはお気軽に!

お名前 (必須)

メールアドレス (必須)

題名

メッセージ本文