Crystal Blog

ガラスは無色で透明、とイメージされる方は多いでしょう。
そして「あれ、でも色がついたガラスというのも多いな」と考えるはずです。
その通り、色がついたガラスも世の中にはたくさんあります。
ガラスには、どんなふうに色がついていくのでしょうか。

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ガラスに色をつける方法は、いくつかあります。
もっとも代表的な着色方法は、ガラス原料に対して「金属酸化物」を加えるというものです。

そもそもガラスの原料とは、どういったものでしょうか。
よく使われる石英ガラスの主な成分は、「シリカ(珪酸:けいさん)」です。ちょっと理科っぽくなってきたついでに、化学式で表してみましょうか。SiO2です。
シリカを中心に、ガラスを強固にする成分を加えるなどして、できあがります。そして色を付けるための成分として、金属酸化物が加えられるというわけです。ただしこれは金属酸化物とは限らず、硫化物や塩化物といったものが使われることもあります。

ガラスに対する色の付け方は、ガラスの中に含まれる着色剤の状態により、大きく分かれます。
「金属イオンによるもの」「非金属イオンによるもの」、そして「金属コロイドによるもの」という3種類です。この中で金属イオンによるものが、もっとも一般的なやり方となっています。

具体的なイメージをもってもらうために、実際のガラスに色をつける着色剤の例をいくつか挙げておきましょう。なおこれは、広く使われるソーダ石灰ガラスに対するものです。

青:コバルト、銅
緑:クロム、鉄、銅
黄:銀、ニッケル、クロム、カドミウム
赤:金、銅、コバルト、セレン+カドミウム
(一般社団法人日本硝子製品工業会のホームページを参照)

なおガラスへの着色の方法ですが、色や使う成分によって方法は異なります。
このようにガラスへ色を付ける基本的な方法は、とてつもなく理科(というよりも化学ですね)に関係が深いものです。

一方で、ガラスに色を塗るというやり方もあります。これは他の成分を加えて色付きのガラスを作っていくというのではなく、できあがったガラスに着色をしていくことを指します。理科ではなく、図画工作や美術に近いイメージですね。
たとえば、アクリル絵の具による着色です。アクリル絵の具というのはいろいろなものに使え、乾いてからの耐水性の高さが特徴です。水彩絵の具で色を付けてしまえば、水がかかってしまうと色は取れてしまいます。そのため耐水性に優れたアクリル絵の具は、ガラスを着色するのにより適した画材といえます。

私たちが取り扱っているクリスタルガラス製品は、透き通る透明感が大きな特徴です。しかし実際の商品の中には、色の微細な変化で美しさをより高めているものも多数存在をしています。
逆に意図しない色が出てしまい、クリスタルガラス特有の透明度が損なわれてしまうのを抑えるために、別の着色成分を加えてそうした色を消す、といった処理を施す場合もあります。
私たちソフィアクリスタルもこうした色に関する加工について、お客様の様々なニーズにいっそう幅広く、柔軟にお応えができるよう、自社内に専門部門を設けています。
どういった輝き、色みの品が必要か。漠然としたイメージまでしかなくても大丈夫ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

 
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