Crystal Blog

テレビから、よく知る名前が聞こえてきました。
「本日はカガミクリスタル様を訪ねてみました~」、そう私たちも取扱いをさせていただいている、カガミクリスタルの紹介が流れていたのです。

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Googleで「カガミクリスタル」と検索すると、「カガミクリスタル 銀座」といった組合せ候補が出てきます。また江戸切子で有名なので東京の会社と思われますが、現在の本社所在地は茨城県龍ヶ崎市。
先ほどの情報番組は茨城を訪ねるといったものだったので、そこを代表するガラス工芸品として紹介されたわけです。

カガミクリスタルの原点となる各務クリスタル工芸硝子研究が設立されたのは、東京市滝野川という場所。
うん? 東京市ってどういうこと、と思った方もいるでしょう。今の東京都となったのは昭和18年。その前まで現在の23区は、東京市でした。各務クリスタル工芸硝子研究の設立は昭和5年なので、東京市となるわけです。
なお滝野川というのは、23区では北区の中にあります。そして今も滝野川という地名は存在していて、私も歩いたことがありますが都心の賑わいから離れた、落ち着きを感じられる場所です。

カガミクリスタル株式会社という名前になったのは昭和60年、そして本社と工場を茨城県龍ケ崎市に移転したのは平成2年。30年ほどで地元を代表する伝統工芸品となるというのは、すごいですね。

テレビではこの龍ケ崎市にある本社ショップを紹介していました。
美しい色合い、繊細な江戸切子のクリスタルガラス製品が並ぶ様子は、モニター越しから見ても大変に美しいものでした。
ぜひこうした伝統の技は、間近で見てみたいものです。

歴史に戻ると、カガミクリスタルの創業者は各務鑛三(かがみ こうぞう)氏。昭和の初めにドイツへ留学し、クリスタルガラスの加工技法を取得して日本へと持ち帰りました。この頃はまだ日本の近代ガラス工芸は確立していなかったと言いますので、氏の活躍がなければ、日本のガラス文化は遅れたり違ったものになっていたかもしれません。そう考えるとひとつの企業、技法という枠を超え、日本の近代文化に大きく貢献した存在と言えます。

カガミクリスタルを有名にしているのが、数々の受賞歴。世界的なものも豊富ですが、そのスタートとなるのがパリ万国博覧会での銀賞受賞。昭和12年のことですから、創業から数年で栄えある、しかも世界的な賞を獲得したことになります。
海外のガラス加工技術を単に修得するだけでなく、それを発展させていく日本人の素晴らしさが評価されたのでしょう。繊細な技法がガラスというものにも良くマッチして世界を驚かせたのでは、とも思います。

龍ケ崎市には各務鑛三氏の多くの作品、さらに氏と共に活躍した工芸作家の作品を展示した「各務鑛三記念館」があります。また工場見学も可能ということで、芸術的なガラス製品ができていく過程を直に見ることも可能です。
※このブログを書いてる2020年12月時点では、新型コロナウィルス感染防止のため工場見学は休止中とのことです。

私たちのオンラインショップでも、カガミクリスタルの江戸切子のグラスは人気が高い商品です。ぜひ贈り物や記念の品として、ご検討ください。
 
カガミクリスタル ペア切子グラス【GL-18】
カガミクリスタル ペア切子グラスGL-18

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