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日本では野球がスポーツの断トツでナンバーワン、という時代がありました。イメージしやすい言葉だと、昭和まではそんな時代、と言えるでしょう。
そして(ここが誤解をされないよう、非常に神経を使うのですが)、その中でも読売巨人軍、いわゆるジャイアンツが全国区の王者チームでした。
かくいう私は、その時代に「投げて、打つ」くらいしか野球について知らないとい子ども。ですから他の球団のファンの方も、怒らないでいただきたいと思うのです。
野球(セーフ)

そんな私でも野球を「投げて、打つ」くらいのルールを知っていて、加えて巨人軍という存在を認知していたのは理由があります。
それはマンガやアニメで、実際の巨人軍が舞台として描かれていたからです。
一番有名だったのは、『巨人の星』。架空の主人公が巨人の星を目指すという、そのころ流行ったいわゆるスポ根の象徴といえる存在です。巨人の星以外にも、やや時代が経って『リトル巨人くん』というマンガが少年誌に連載されていました。これは小学生が巨人軍のエースとなって大活躍するという、巨人の星とはまた違う魅力の作品。
この主人公以外には、実在する選手たちが実名で登場してきます。私は実際の選手たちをハッキリとは知りませんでしたので、このマンガで描かれていた顔を覚えていたりもします。
懐かしい漫画のパッチ(めんこ)

ちなみに同時期に、『がんばれ!! タブチくん!!』というマンガもありました。これはギャグマンガだったので、各球団の選手たちがコミカルに描かれていたのですが、私は実物を知らないので「こういう人たちなんだ」と素直に思っていたものです。

さて先日、ケーブルテレビで「消えた巨人軍」という昔のテレビドラマを見ました。ストーリーは甲子園の阪神戦に向かう巨人軍の選手たちが、チームごと神隠しにあったように誘拐される、というサスペンスドラマなのですが、その大胆なストーリーとともに、「巨人だけでドラマまでやってたのか!」というのが驚きでした。実在のプロスポーツチームひとつをテーマにしたドラマをつくるって、何だか凄くないですか。
神隠し

選手たちも出てくるのですが、役者ではなく本物。長いセリフがあったり演技をしたりといったシーンはほとんどないのですが、それだけにリアルさを感じ、何だか本当に起きたノンフィクションを見せられているような、不思議な気分になりました。

同時代のマンガやドラマの「消えた巨人軍」は、ジャイアンツが制作協力を積極的におこなったからできたのでしょう。権利関係が複雑化した現代でこうした作品をつくるのは、もはや不可能のはず(同じチーム内でも、個人でライセンス契約をしているから別の許諾が必要、なんていうのもざらにあるのが昨今です)。
そう考えるとおおらかで、ごった煮感のある面白い時代でした。

さて野球がかつてほど唯一無二の存在ではなく、巨人軍も突出した存在ではなくなった現代。しかし野球というスポーツは、今も盛んです。
甲子園や大学野球、それに都市対抗といったアマチュアでもシビアな勝負を繰り広げている舞台もあれば、楽しさ優先の少年野球、大人になっても草野球など、メジャースポーツは多くの人がプレーして楽しめるのが魅力です。自分たちや地域の大会なんかで優勝トロフィーや記念の盾を授与、といった光景も日常的にあるのでしょう。大人と子どもが連れ立って、ユニフォーム姿で自転車をこぎながら家路につくなんて光景は、微笑ましいものがあります。
そういえばむかしは少年野球や草野球のチームに、「〇〇ジャイアンツ」というのが多かった気がしますが、今はどうなんでしょうか。書いていると、そんなことが気になってきました。

 
クリスタルトロフィー野球【SS-2】
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