Crystal Blog

“ギヤマン”という言葉を耳にされたことはあるでしょうか。
私がこの言葉を知ったのは、アニメかドラマか。とにかく子どもの頃でした。

ガラス、それも日本の歴史の中に出てきた言葉という記憶がありました。ですから「日本が西洋と交流し始めた頃に、ガラスをこう呼んだのかなあ」、というふうに何となく捉えていました。調べてみると確かにその意味のようですが、もともとはダイヤモンドをさしていたとのこと。ガラスに細工をする際にダイヤモンドを使っていたことから、次第にガラス製品全般をこう呼ぶようになったのだと言います。調べていていきなりダイヤモンドと出てきたのでびっくりしてしまいましたが、そうしたつながりから呼び名が決まるというのは、とても興味深いものですね。

津軽びいどろ

津軽びいどろ

語源はオランダ語とも、ポルトガル語とも言われているようで、使われていたのは江戸時代。以前にも書いたことがありますが、江戸時代は外国との交流がまったくなかったわけではなく、こうした西洋の国々とは関係を持っていたわけです。
また関連する言葉として出てくるのが、「ビードロ」。こちらもガラス製品をさす西洋由来の言葉ですが、日本で使われ始めたのは江戸時代よりももっと古い、室町時代の終わりごろだったそう。用途としても瓶や酒杯といったように、日常生活で使うガラス製品のことをさしていたみたいです。

ステンドグラスのランプ

一方でギヤマンの方はダイヤモンドで細工をするというものですから、鑑賞用、高級品といった分け方でしょうか。しかし実際のところ、ギヤマンとビードロの境はだんだんとなくなっていき、どちらもガラス製品全般に対して使われるようになったみたいです。

ガラス細工といえば、私たちも取り扱っている「江戸切子」があります。その名の通り江戸切子の誕生は、江戸時代の末期。当時は江戸切子のことを、ギヤマンと呼ぶこともあったようです。

カガミクリスタル 名入れ切子グラスtps9852-2783-ab

さらに江戸切子とギヤマンという二つの言葉には、面白い関係性があるようです。江戸時代の終わりごろには繊細なガラス細工製品をギヤマン、あるいは江戸切子というふうに呼んでいたものの、やがて日本国内の職人による繊細なガラス細工の品が広がっていきます。そうするとだんだんと江戸切子の方が多く使われるようになり、ギヤマンという呼び方はされなくなったのだとか。

海外からの技術や知識を取り入れて、繊細な日本のものとして発展させていく。現代になっても多くあるこうした流れが、江戸時代の頃にすでに見られていたというのが興味深いですね。まさに職人の、粋の象徴ともいえるようなエピソードです。

この江戸切子自体も、時代の流れとともにさらなる多様性を増やしてきています。たとえば伝統的な文様だけでなく、有名なキャラクターの姿を入れ込んだ江戸切子のグラスといったものも現在はあります。

私たちが取り扱うカガミクリスタルの江戸切子製品は、名入れを加えることで、お客様だけの江戸切子としてお届けします。こうした特長からお仕事の分野では開業、プライベートでは年齢の節目となる還暦や古希、あるいは日常生活の中におけるさまざまなお祝いごと、イベントの記念品として大いに喜ばれています。

 
カガミクリスタル 名入れ切子グラス籠目【t557-2471-ccb】
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