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動画配信サービスのおすすめに出てきた、ある映画を見ました。その映画の中に出てくるのが、「泣き屋」という仕事です。
その映画のことはもとより、「泣き屋」という仕事もまったく知りませんでした。というよりも見終わった後でも、そうした仕事が実在しているのかは半身半疑でした。映画内での架空の仕事、ということもあり得ますから。
実在している(していた)というのを知ったのは、この記事を書くために調べたからです。実在していなかったらこのテーマはなしだなと思っていたので驚き半分、ほっとしたのも半分です。

葬儀で泣く女性

泣き屋はまたの名を、「泣き女」というそうです。どちらかと言うとこの呼び方が多いのか、泣き女という紹介の方が目立ちます。
泣き屋(この記事では映画の通り、こちらの呼び方を使います)とは、「依頼をされて、お葬式などで泣く」存在だそうです。この泣き屋というもの、海外にもあり韓国や中国、エジプト、ヨーロッパの国々にもいる(いた)といいます。海外の泣き屋の特徴を含めると、「大袈裟に泣く」「号泣、慟哭ともいえるほど激しく泣く」女性たちなのだとか。激しく泣く姿を見て、他の参列者たちの涙を誘ったりするといった役割です。

もやもやしている画像

なお映画の中の泣き屋は、これとは対照的な存在です。映画の主人公は、大袈裟に泣く雇われの参列者に苛立ちます。また本来の泣き屋とはそうした職業とは違うもの、という説明も受けます。実際に日本ではもっと故人の魂をおくるための存在、とみなされていたようです。ただし映画でも大袈裟に泣く女性たちを批判するわけではなく、「彼女たちは女優。だからあれが仕事」といったふうに主人公は諭されます。

たくさんの国旗

一方で海外の泣き屋がいわゆる職業として泣くだけかと言えば、そうではないようです。今も泣き屋が多くいるという韓国では、お葬式で盛大に泣くことが故人を悼むことにつながるのだといいます。もちろん身内が号泣すればいいのですが、さまざまな思いがあったり、いざ悲しい場面に向き合うとなかなか泣けないといったこともあります。だからこそ泣き屋へ依頼をして、自分たちの代わりに盛大に泣いてもらうわけです。葬儀を3日かけておこなうというしきたりもあるみたいなので、それだけの長期間であればこうした存在はより必要になってくるのかもしれません。

雪と妖精

エジプトは泣くというよりも、故人に関する物語を語り聞かせて涙を誘う存在だったとされます(今のエジプトでは、泣き屋は確認されないそうです)。またイギリスでは、妖精と結びつく存在だそう。このように各国の文化や風習と強く結びついているのが、泣き屋という存在です。日本でも、『古事記』と関係するとされています。

なお泣き屋が出てくるこの映画は、「見栄を張る(http://miewoharu.com/)」という作品です。「女優がダメやから泣き屋か。それはちゃうやろ(違うだろう)」という言葉が重くのしかかる映画で、特に人生に迷っていたりさまざまな岐路に立っている人には、強く響くでしょう。
話を泣き屋に戻しましょう。泣き屋という存在が必要とされるのは、根本としては魂を安らかにおくること。残された人たちは悲しみながらもそれを望み、そうであって欲しいと思うはずです。だからこそ泣き屋というものが認められ、依頼をされる(されていた)のでしょう。

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